WジュリエットⅡ 8巻 ネタバレ感想 4/20発売最新巻、新刊

昔、花とゆめに掲載されていたWジュリエットを追っていましたが、

今2018現在にセカンドシリーズが別冊花とゆめにて継続されているため、細々と追い続けています。

今回はWジュリエットⅡ 8巻のネタバレ感想です。

WジュリエットはⅡだけでもネタバレ感想を順次書いていけたらと思います。

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Wジュリエットとは

主人公は三浦 糸。高校生で演劇部所属。

ある日演劇部志望の女の子が転校してきたが、実は転校生は男の子であった。

父親と「高校卒業まで男とバレずに女として生活できたら演劇の道に進んでも良い。」と約束したその男の子、天野 真琴(本名は成田 真)。

糸には速攻男だとバレてしまうものの、糸の助けを借りつつ卒業までなんとか女の子として生活し、卒業後は演劇の道へ進みます。

Wジュリエットは高校卒業で一旦終了。

高校卒業後すぐに結婚した糸と真ですが、一部の人以外には結婚していることは内緒。

演劇、芸能界の道を歩む2人が書かれているのがWジュリエットセカンドシリーズです。

WジュリエットⅡ 8巻 ネタバレ感想

糸が所属している芸能事務所”シャインズ”の人たちは誰も、糸がライバル芸能事務所”白鳥プロ”の売れっ子俳優、天野マコトと結婚していることを知りません。

芸能界編19

7巻までの事務所間騒動がやっと終ったかと思いきや、新人マネージャーの渡辺くんがマネージャーたちの前で「糸さん結婚してたんですね。」と爆弾発言。

ガセネタだと流す糸ですが、マネージャーの鈴木さんと社長はどうも糸の様子がおかしいと気付いています。

鈴木マネージャーは、心理分析すごいですね。

嘘ついているときは他人と目を合わさずに静止している物体をみがち、だそうです。なるほど。

渡辺くんは高校時代の演劇部部員に探りを入れていたようで、与四郎のところにも来たとのこと。

まあ、今までなぜバレていないのかが謎で奇跡ですよねえ。

マコトが映画の撮影中に落石で事故にあってしまいました。

動揺して事故現場の山梨まで2時間半かけて行こうとする糸。5時間ほど空きがあるとはいえ、無謀です。

マネージャーズは糸の必死さと、おそらくはマコトとの関係を察して深く追求はせずに糸を送り出してくれました。

(まあ、普通はありえませんけどね。親の死に目にも立ち会えないとも言われる芸能界ですし。)

落石事故は、驚異的なマコトの動体視力と身体能力によって特に問題なし。

検査入院は形式上のものだとのこと。末恐ろしい。

安堵する糸は東京へとんぼ返りしたものの遅刻。

しかしマネージャーズの配慮によって非難されることなく無事仕事終了。なぜか周りに超労られる糸さん、AプランもBプランも何だったんでしょう。

糸さんは、マネージャーズに全てを打ち明けました。

このことは3人の秘密で、と言っておきながら、即社長まで話が上がって社長面談。

当然のことです。

社長が「関係者を集めて極秘会談を行います。」と発言。

芸能界編20

京香さんはどこまでもカモですね。

「幸せを運ぶリトルスピリットアゲイン」ブレスレット、こういう商品ありそうです。

白鳥プロとの極秘会談の日時が決まらずに落ち着かない糸。

マコトが女装姿で居酒屋「猫又」にいる糸たちに合流したと思ったらすぐに行ってしまいました。

京香とはやてにも2人の関係を話すつもりでいるようですが、極秘会議終わり待ちでさらに糸が悶々としています。

居酒屋「猫又」に竜矢兄ちゃんとクリス登場。

流れではやてと京香を呼んで三浦家でパーティーすることになりました。

家で2人で話しつつくつろぐ糸とマコト。

マコトの女装は込み入った事情がなくても続けるライフワークだそうです。(ちょっと変態ちっく。)

ホームパーティー当日、はやてが先に到着。はやてのキラキラな雰囲気にやられる竜良。

京香はレッスンのため遅れるとのことで、クリスの子とクリスと糸とはやてでほのぼの。

演劇の話になり、流れで高校時代の卒アルをはやてに見せる流れになってしまいました。

糸の部屋で卒アルを探しつつもどうしても糸には勝てない竜良ですが、卒アルはリビングの固定電話下の棚にありました。

なだれて出て来た卒アルやはさんであったスナップ写真を整えようとするはやてが、高校時代の写真を見てマコトのことを気付いてしまったようです。

京香と共に、新人マネージャー渡辺くんと仮マネのアレックスまでついて来てしまいました。

こういうアポなしで来るお調子者って本当にいるのでしょうか。初期シリーズのの坂本を思い出します。

昔のスナップ写真を見る京香と渡辺くん、アレックス。卒アルを探す竜良と竜矢。困っているはやてのシーンを最後に、どうなるホームパーティー。

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芸能界編21

スナップ写真のヤバいのだけなくなっていることに今更ながらに気が付いた糸。

はやてが糸に話しかけようとしますが、タイミングが合わず。

卒アルやヤバいスナップ写真ははやてのカバンの中?と思わせる描写が続きます。

クリスは料理の腕がすごく上がりましたねえ。あれだけ作るの大変ですよ。コストもかかるし。

渡辺くんは、むしろ3ヶ月も彼女が持つことの方が不思議。(人当たりは良さそうだから彼女はできそうだけど。)

なつきちゃんの幻影を追って2階に行こうとするアレックス。

赤ちゃんがいて階段があるお家は階段前にベビーゲート必須ですよねえ。

アレックス、渡辺くん、京香が酔ってカオス。なところで、やっとはやてが糸に卒アルを隠していることを話すことができました。

が、しかし。

渡辺くんが奇跡的な天才的能力で、はやてのカバンをひっくり返しつつも卒アルっぽい本を手にしてくれました。

万事休すか?!と思いきや、その本は「モテジョメソッド」ではやてのお仕事道具でした。

卒アルはどこへ???

女装姿のマコト登場。カオスな状況を瞬時におさめて、酔っ払いたちが帰っていきました。

はやては、カバンを置いていたソファの下に卒アルを隠していました。策士。

まあ、常識人っぽいし、隠すためとはいえ自分のカバンには入れませんよねえ。

糸は話したくても今は話せないとジレンマを抱え、事務所間の極秘会議が終わったら話すから、「信用して待っていてほしい」とはやてに告げます。

もう、どこから見ても愛の告白というか。

はやては大人ですね、マコトのことを知って、2人の関係をなんとなく察しても大きく動揺はせずに、

マコトに「(糸を)できるだけ”白鳥”から守ってあげて。」と、話し合いが終ったらよろしくと言いつつ帰っていきました。

芸能界編22

極秘会議の日程が決まりました。

糸の服装がおかしい。姐さん?結局普通の装いで乗り込むことになりました。

社長とマネージャーズと共に白鳥プロの自社ビル?に乗り込んだ糸ですが、

出迎え隊がホテルのドアマンのようで色々おかしい。

皆川さん登場。お久しぶりです。なんか、すごい普通の人がやっと出て来た感があります。

シャインズ社長と白鳥プロの黒田専務は大学が同期だったそうです。笑顔で対面していますが空気が怖いです。

久々のオカンモードの鈴木マネージャーとマコトの会話がずれてる。「結婚します(キリッ」って、もう結婚してるし。

皆川さんが同席することを許してくれた黒田専務、少しやはり柔和になった感じ?

いつもながらに心愛(ここあ)はどこ行ったんでしょう。

まともに話し合いが進んでいることに気持ち悪がる糸さんですが、スキャンダルは避けたいのは両者とも同じ。

”糸が誰からも認められる女優、タレントになること”が必至ですが、その方向性を賞を取ることに向かいたい白鳥プロと、幅広い世代に受け入れられるようにしたいシャインズで話がつかず。

賞の獲得がわかりやすいと白鳥プロの案に乗り気の糸。

契約書を交わす段になって、「3年以内に受賞しなかった場合は違約金2億円または離別の2択」の文字や、出産40歳とか白鳥プロデュースの流れが書かれているのを見て、みんなドン引き。

結局、社長専務の意見が合わずに会議は決裂、中断。

黒田専務がヒップホップ、シャインズの社長がアイドルやってたことの暴露の方がよりビックリですよ。

翌日、黒田専務がシャインズ社長室にいました。

社長専務2人の話し合いにより、スポーツ大会によって今後の主導権を握るということになりました。

Wジュリらしい話の展開来ました。

芸能界編23

白鳥VSシャインズの両事務所の仲直りと称した「芸能対決」は、テレビ放映されることでお祭り騒ぎ。

勝った方が今後の主導権を握ることになっているため、白鳥からとんでもない契約を押し付けられたくない糸は全力で勝ちにいきます。

マコトは、というと、手を抜いたことを悟られるとどうなるかわからないので全力でやるとのこと。笑顔が引きずってますし、後ろにいてマコトを睨みまくってる糸さん怖い。

マコトに負けまくる糸ですが、事務所間の点数は僅差。

白鳥とシャインズの方向性の違いが点数にあらわれています。

ただの対決ではなくテレビ番組、というだけあって、ディレクターが勝てる布陣ではなく番組が盛り上がる布陣に変更、調整。

ついにシャインズが逆転しました。

しかし、西野さん登場で全てをかっさらってしまい、また白鳥が勝ちにいっています。

最後の競技はボーナス得点で、最後の競技に勝った方が勝ち!という展開になりました。お約束。

最終競技を、というところで、歌劇派集団『紅』にはやてが連れ去られてしまいました。

紅の居場所を20分以内に突き止めてみろ、とのことで、雑な演出に西野さんは乗らず。

糸は相変わらず真剣。糸に同行するマコト。

容赦無く紅に方々を倒す糸に、終了の合図が入ります。黒田専務、顔が青ざめてますよ。

はやてに何もなくてホッとする笑顔の糸に、現場の人だけでなくカメラ越しで茶の間の人々も和んだようです。

最終競技は「カリスマ」だったそうで、糸のおかげでしょう、最終競技はシャインズが勝利。

優勝もシャインズが獲得しました。

糸は黒田専務に、「例の契約は白紙ですからね!?」と念を押しつつも「賞を取るっていうのは同感ですから!!そこだけは私やりますから。」とやる気満々の顔で宣言。

マコトの言う、糸は「損得関係なくなんにでも全力で、無自覚に大勢の人の心を掴んでいく。」に、黒田専務も少しはハマった、かな。

巻末書き下ろし、舞台裏話

三浦家方々が酒に酔ったらどうなるのかが描かれています。

(竜良は未成年のためジュースで不明。)

マコトが一番タチ悪いですね。

WジュリエットⅡ 8巻 ネタバレ感想まとめ

事務所間の争いもだいぶ落ち着いてきた感じですね。

糸とマコトが結婚していることを、シャインズの社長とマネージャーズが知ることになりましたが、

本来隠し事ができない糸さんなので、やっとというか、良かったのではないかと思います。

京香は相変わらずどうしようもない感じですが、はやてさんは大人ですねえ。

はやてが糸とマコトが結婚していることを知ったらどういう反応をするのか見ものです。

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