劇場版シン・エヴァンゲリオンを映画館に観に行ってきました!!
やっと観れたー!
旦那とシン・エヴァを予想してたときに、旦那が
「またシンジくんが電車に乗ったら、ボクもう映画観るのやめて出てくかもしれない。」
って言っていたんですが、果たしてどうなったでしょうか。
ネタバレなし感想
アニメ、旧劇場版2作、序、破、Q
を観て覚えてから、シン・エヴァを観に行った方がより楽しめると思いました。
トイレのタイミングは?
上映時間がなんと2時間半もあるので、問題はトイレ。
本編始まってからちょうど1時間くらいで話しが切り替わるので、トイレ行きたい人は、その頃を狙うと良いかも。
以下ネタバレを含みますので、観てない人は戻ってくださいね。
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劇場版シン・エヴァ、ネタバレあらすじ感想
冒頭何分かは、事前に公開されていた通りの戦闘シーンでした。
良かった、事前公開部分がなきものとされてなくて。
ここはあれですよ、マリがエッフェル塔使って戦うシーンです。
「カンカンダンス踊ります?」
と聞きたくなる敵さんのあの熱量は果てしないな。そのエネルギー怖い。
マヤちゃん率いる技術スタッフの頑張りすごい。
そしてパリもすごい。綺麗になったよ!
シーン変わって、アスカ、Qレイ、鬱シンジ。
歩いて歩いて、とある村に行きつきました。
なんだっけ?ヴィレが関係してるなんとかって団体(カタカナ覚えられない)が関係してます。
うおーーー!その声は、
トウジ!!!
トウジきたー!!
Qで死んだかと思ってたけど、生きてて良かったーー!
良かったねえ、アニメじゃエヴァに乗ってえらいめに合ってたのに。(漫画だと死亡してましたっけ。)おばちゃん胸を撫で下ろしたよ。
ごめん委員長、声中の人は一緒だけど印象が違うくてすぐにわからんかった。
ケンスケは??
と思ってたら、ケンスケもきたー!!
もちろんみんな14年歳取った姿で28歳?
トウジと委員長が結婚して赤ちゃんが産まれていました。つばめちゃんですって。
首座りしてるけどお座りやはいはいしてないから、3〜6ヶ月くらいかな??もう忘れたよ赤ちゃんの成長度合い。
Qレイちゃんの村で人間体験生活が始まります。
村生活してるQレイがかわいい。ずっと名前が「そっくりさん」。格付け?
でもなぜプラグスーツ。服がないのか?
村のおばちゃんたちは強い。そしてコミュ力半端ない。
なんか村シーンは久々にエヴァでの、ほのぼの生活シーンな気で良いですね。
鬱シンジ君?
考えてもみてくださいよ。Qで、目が覚めたらいきなり14年が経ってて、みんながスッゴイ冷たくて、自分が壊したよって赤い世界を見せられて、カヲル君が隣でブシュッとなったんですよ。
普通の人間だったら精神崩壊しててもおかしくないんですよ。
私だったら耐えられないもん。
そりゃ、アスカの首に付いてるチョーカー見て吐きますよ。
PTSDでしたっけ。トラウマ過ぎます。
ということで、絶賛鬱っております。
1人でボーッと湖?を眺める日々を送ります。
アスカは村はずれのケンスケのお家で1人のんびりゲームの日々。
シンジくんの監視役ですかね。
アスカの裸を見ても動じないケンスケとシンジ。
いつもアスカがあられのない姿なのは、プラグスーツ以外の服が無いからか?
旧劇のお風呂シーンのなごりかと思った。
村生活で人間っぽくなったQレイの度々の訪問により、なんとかケンスケのところに戻ってきたシンジくん。
ケンスケの仕事の手伝いで村の外がどうなってるかとかを見ます。(村は結界?で守られているけど、外の世界は赤くて首無しエヴァが動いてたり)
エヴァシリーズ全部において、綾波がメンテナンスしないとどうなるかが描かれてませんでしたが、
今回、メンテナンスしないと形状崩壊する、ということがわかりました。
ずいぶん人間らしくなったQレイですが、メンテナンスできなかった(ネルフ本部に行けなかった)ため、シンジくんの目の前で形状崩壊してしまいます。
でも立ち直って一皮も二皮もむけたシンジくんは、目の前でレイが形状崩壊しても、また鬱になることはありませんでした。
精神的に大人になったシンジくんは、Qで置いてきたはずの音楽プレイヤー(Qレイが持ってきてた)を手に、アスカとヴィレに戻ることを決めます。
そういえば、Qで出てこなかった加持さんですが、ニアサードインパクトを止めるためにお亡くなりになっていたことが話されます。
そして、ミサトさんが加持さんの忘れ形見を産んでいたこと、ケンスケがその子の後継人をしていることが語られました。
お父さんの名前そのまま命名ですかミサトさん。
シンジくんがヴィレに戻ってくることが気に食わないピンクの子。
やっと描かれたミサトさんの心情。
トウジの妹のさくらが、シンジくんをなじるシーンと、トウジからの手紙と写真を見て泣くシーンですごい切なくなりました。
さくらちゃんにとってはつばめちゃんは姪っ子だもんねえ。会いたいよねえ。
察して1人去るアスカも切ない。
さて、ヴィレはゲンドウの行動を阻止すべく、13号機のところに向かいます。
ここから戦闘シーンになるわけですが、
冬月1人乗る戦艦?とヴィレの戦艦が戦って、結局ゲンドウの手のひらで踊らされたり、
アスカが使徒化して、うわー、またなのアスカー!と叫びたくなる旧劇を思わせる展開が胸痛い。
またアスカやられちゃうの。。。
シンジくんが初号機に乗る前のさくらちゃんが切ない。
なぜシンジくんにエヴァに乗ってほしくないのかがここで明確になります。
そして、シンジくんをかばって被弾するミサトさん。
ああ、そこは旧劇でもシンジくんを庇って撃たれたところじゃないですかー。
ミサトさんの真意、「あの時シンジがエヴァに乗らなければ世界が滅んでいたんだから。」との発言に、
言われてみればそうだよなー、と思う私。
その場の全員複雑な思いで、どうにもならない状況の中シンジくんがエヴァ初号機に乗るのを見守ります。
そして、シンジくんとゲンドウの親子対決、開始。(初号機 v.s. 13 号機)
なんだこの戦闘シーンは。
なんでゲンドウは13号機を動かせるんでしょうか。
いや、いいや、エヴァは深く考察したくないんで、銃で撃たれても死なないゲンドウはエヴァに乗れる細工がされてるんでしょう。
あと、ああ、また綾波の巨大化か、と思う。
旧劇の夏に、もののけ姫観た後にエヴァの旧劇みて、巨大綾波を観て「で、でいたらぼっち。。。」と思ったのは私だけじゃないはず。
また巨大化。
そして、今回は、なんと、
ゲンドウが電車に乗るんです!!
ゲンドウが電車乗ったシーンで爆笑したのは私です。
「あああーー!電車のシーンきたーー!!」wwww
と思って旦那を見る私。
まあ、今回は電車のメインがシンジくんではないので、映画鑑賞は続行です。
この電車シーンで爆笑したのは世界で私だけでしょう。良かった人が少ない劇場で。
(注:声は出してません。)
なんかよくわからないんですが、
ヴィレの戦艦を新たな槍にすれば良いんだよ!という展開になり、ミサトさん1人が新たなる槍となった戦艦で巨大化綾波に突っ込んでお亡くなりになるのでした。
(他のヴィレの乗員は退艦済み)
だめだ、ミサトさんが艦長になってから、ガンダム種のマリュさんとかぶるんですよね、イメージが。声同じだし。
エヴァは胸揺れ描写がないからなーとか思ったシン・エヴァ。
いつもの精神世界が描かれて、ゲンドウ補完。
冬月は形状崩壊。
アスカとシンジの赤い海での対面は胃が痛いよ。(※旧劇の「気持ち悪いエンド」)
でも今回はちゃんとまとまって、アスカが補完されて良かった。
ケンスケとアスカエンドかあ。
しかし、アスカもレイと同じく作られた人なんですねえ。だから惣流じゃなくて式波だったのかなあ。
でもアスカはメンテナンスいらなかったのかなあ。水だけで生きていける、眠れないとか。
そしてカヲルくんも補完。
なぜか加持さんがカヲルくんを「なぎさ司令」と呼ぶ。加持さんに「カヲル」と呼んで欲しいのに願い叶わず補完されます。
なぜ渚司令?なぜ加持さん??まあいいや。カヲルくんも補完されて良かったね、と深く考えないでいこう。
次、最後に綾波の補完。
これは破の綾波かな。
みんなの補完が終わって、シンジくんが初号機にヴィレ戦艦で作った新たな槍を突こうかというところで、
ついにユイさんのご登場です!!
「ユイさん、あなたが生きてればこんなことにならんかったのよ。」とか思いつつ。
最後に責任を取って?ユイさんがどうにかしたようです。
旦那談
「よくあんな気持ち悪い描写が書けるよね、って感心する。」
それはいつものことです。今回も気持ち悪い描写がいくつもいくつも。
浜辺で1人座るシンジくんのところに、マリがエヴァに乗ってやってきます。
で、
「エヴァのない世界」を望んだシンジくんの思い通り、エヴァのない世界が構築されて終わりです。
最後は、
声変わりして大きくなったシンジくんと、マリが駅のホームで落ち合って、2人で階段を駆け上がって駅の外へ行くシーンで終わり。
駅の外は実写。
また実写か。これも旧劇の苦い思い出よ。
シンジくんの声がーー!!!!
緒方さんじゃないーーーーーーーー!!!!!
そりゃ声変わりするだろうけど、緒方さんなら声変わり後のシンジくんも演じてくれるでしょうに、
わざと声の人を変えたんでしょうね。
もう別人、的な感じでしょうか。昔のシンジくんとは違うのを印象付けたかったんだと思うんですが。
でも、意図はわかるけど、長く続いたエヴァシリーズはやっぱり緒方さんの声で終わって欲しかった。。。。
緒方恵美さんファンの私は切ない。
ちなみに、最後の大人シンジくんの声は神木隆之介さんのようです。
劇場版シン・エヴァ、ネタバレ感想まとめ
Qが鬱展開すぎてシン・エヴァは諦めモードだったんですけど、こざっぱりまとまってハッピーエンドで終わって良かったです。
これでエヴァの呪縛から解放される。25?6?年は長かった。Qからも長かった!Qが2012年11月上映だったので、8年ちょっとの待機。
そう、Qは長女産んだばっかで劇場に行けなかったんですよ。
やっと劇場で観れて良かったです!!
今回新コロナで劇場で観るの迷ったんですよ。
2時間半もあるし、光過敏になっちゃった後映画館で観るの初めてだったし。
でも本当、シン・エヴァが劇場で観られて良かったです!
リツコがゲンドウを撃ったとき、積年のうらみを晴らすとき?と思ってしまったけど、ゲンドウとリツコのドロドロはアニメ版で新劇場版は関係なかったと気付く。
案外お亡くなりになる主要メンバーが少ないと思う。
シンジくんが精神的にかなり大人になってしまわれたな、と思う。達観したというか。
私にはあんまり接点なかったマリエンドなのがちょっと違和感。
いつのまに、マリが信頼できる人と認識したの?シンジくん。
青葉&日向コンビが健在で嬉しい。
ピンク頭の新キャラが戦闘中だったかに「意味わかんない」的な発言してて、同じことを思ったよと思ったり。
Qでひたすらシンジくんに冷たかったミサトさんが、自分の破の時の行動やシンジくんの行動に対していろいろ思っていることが描かれたり、
みんなに「責任は私にあります。」と言い切った姿が熱かった。
最後、髪結ってたのを外して、メガネ?外して、さあ行くぞ!ってシーンは胸熱過ぎる。
やっと破のときのミサトさんが帰ってきてくれた感じ。
あとゲンドウよ、おとん、しっかりせえ。
そこまでユイに執着するとか、ずっと思っていたけどキモいよ。
私の旦那がゲンドウの行動したら、初号機から気合いで出てきてぶん殴りたい。人様に迷惑かけんな!と。
マリも言ってたけど、他の人を巻き込まんで欲しい。
でも補完しれもらえて良かったね。息子さんは良き成長をしましたよ。
あの音楽プレイヤーはゲンドウのものだったんですねえ。
ネタバレ考察で、カヲルがゲンドウのクローン?逆?カオルのクローンがゲンドウ?だっけ?どっちだっけ?
とか書かれてて、納得するけど、なんとなく見目麗しい美青年とあんな胡散臭い(失礼)おっさんを一緒にしないで欲しいと本能が拒否ってる気もする。
そう思えば、ユイユイ言うわりに、アニメ版とかはリツコ母とかリツコとか、「おいおっさんユイLOVEじゃねーのかよ!」と突っ込みたくなる大人の関係がありましたねえ。
残された我が子を放置するし、本当どうしようもないおっさんだなあ。
今回シンジ君の存在を我が子の存在を認めて向き合えて良かった。案外多いと思う、我が子と向き合えないお子さまな父。ゲンドウに限らず。(思えば身近にもいるわ。)
私はエヴァファンと言うよりは、なんとなく追ってるライト視聴者なのでネタバレ感想としてはこんなもんです。
自分が14歳くらいのあの頃、まさか結婚して子ども産んで死にかけてもエヴァが完結してないとか思いもしませんでした。
たぶん、独身のままでシン・エヴァを観たら全く違う感想を抱いたんだろうなあ。
最悪またおめでとうエンドか気持ち悪いエンドかと思っていたので、エヴァとしは珍しく?ちゃんと?終わって良かったです。