スキップ・ビート 38巻ネタバレ感想です。
キョーコの母の過去編です。ついに明かされるキョーコの出生の秘密とは?!
巻末に書き下ろし漫画がありました!
Contents
スキビ38巻 ネタバレ感想
37巻で、仕事でテレビに出演していたキョーコ母が、「私に子供はおりません。」と言い放ち、その番組を録画で見たキョーコは今までになく憔悴。
偶然同じ番組を見てキョーコを心配したショータローが様子を見に来ていましたが力にはなれず、
偶然事務所で同じ番組を見て社長の様子からなんとなくの事情を察知した蓮もキョーコのところに来ました。
蓮をコーンと勘違いして抱きついて号泣するキョーコでしたが、落ち着いたら蓮だと気づいて絶叫。
ACT.225
1人にして欲しいというキョーコと別れたものの、やはりキョーコが気になるショータローですが、
社長の秘書さんがショータローに声をかけて来ました。
秘書さん、ショータローの超極秘情報までご存知で、抱っこしただけで体重がわかるとか何者でしょう。
ショータローお付きの男性まで変態チックで、あっちもこっちも只者ではありません。
蓮をコーンと勘違いしたことに気づいて青ざめて動揺しまくりのキョーコ。
グアムでのコーンとのことを思い出します。
蓮は何かあったか話してみない?とキョーコに聞きますが、コーンだったら素直に話してもらえただろうと、
ハゲに恐れをなしていなかったことを激しく後悔しておられます。
やっぱり年長者の意見は素直に聞いておくべきですね、蓮さん。
スッキリ悩みのない顔で、頬を赤らめて照れながら「思いっきり泣いたので、スッキリしちゃったみたいです。」と答えるキョーコ。かわいいです。
蓮がキョーコのところに来た理由がグアムでの食事証拠動画を見せるため、という少々苦しいものでしたが、
「とにかく君に早く逢いたくて。」と蓮に言われて見つめ合う2人って、もう相思相愛だと思いますけれど。
食事動画の蓮のセリフが「これはビタミンB6」「リコピンだってこの通り」とか、何かズレてる気がする。
何食べたんだろう気になります。
社長は以前、キョーコ母と対面していたようです。
その時のことを思い出す社長、秘書さんからキョーコの様子が元気だと聞いて、芝居かどうかはわからないとはいえ、”芝居”ができる気力があるということだからとひとまず安心。
ただ、秘書さんが何か報告しておきたいことがあるとのこと。
蓮が来てくれてすっかり元気になったキョーコ。
「今回の凹み先(母)に正面きって体当たりしてみようかと思います。」、と爆弾発言。
うろたえる蓮に、手のひらにラブミー部スタンプをくれるよう満面の笑みで要求するキョーコさんでした。
ACT.226
マリアと朝食中の社長、蓮から報告電話を受けています。
深い事情は知らないながらに、何か察して考え事をするマリア。
キョーコの行動力に対して頭を抱える周囲の人たちですが、社さんがキョーコが蓮の食事動画を見て、回を追うごとに元気になったんなら、
万一キョーコが落ち込んだ時のために新作を撮っておくようおすすめしています。
蓮、キョーコにラブミー部スタンプを押した時のことを思い出し、キョーコは自分に惚れてはいないとマインドコントロール頑張ってます。
「俺って世間的には勝ち組に分類される上、その中でも上流階級者ですよね。」とか「ご利益と魔法って違いますよね。」とか、
急に言われて社さんビックリですよ。
とある喫茶店にて、高校の制服を着て誰かを待つキョーコ。
昨日蓮からもらったスタンプ、クィーン・ローザ、いつもの石をお供にしております。
急遽母と今日会うことになって戸惑いを隠せないキョーコさんですが、勢いに乗ることにしました。
待ち合わせは藤堂さんという母の同僚の男性でした。
3、4歳の頃会ったことがあるのをキョーコが覚えていたそうです。
パスポートの承諾を得られたのは、直接母宛に手紙をしたのではなく、
第三者の藤堂さん経由で手紙が届くことで、体裁を気にして同意書を無視できないと踏んだキョーコの知恵によるものもあったようです。
「やっぱり、両親が頭脳明晰だとどっちに似たって頭の良い子にはなるんだな。」と藤堂さん。
今まで語られたことのない、キョーコ父のことを知っている人がついに登場です!!
しかし、実は顔も本当の名前も知らない、とのことで、、、????
「さすがに同僚の人生最大の地雷劇を他人の僕が勝手に話せない。」とか、初めから何も言わないで欲しいくらいです。
藤堂さんに連れられて母が務める事務所に向かうキョーコは、そんな地雷劇と言われるような過去を訊けないと思いますが、すでに車は事務所前に到着。
そして買い出しに出ていたキョーコ母登場!美人ですねえ。
キョーコが藤堂といることにビックリしている様子のキョーコ母です。
ACT.227
キョーコとキョーコ母がついに対面しました。(おそらく東京で会話するのはこれが初。以前TV局で偶然会った時は話していないので。)
破壊的に間が悪い2人、同時に話しかけてしまいました。
フォローを入れる藤堂さん。
キョーコが高校に通っていることを聞かされて驚くキョーコ母。
社長が助けてくれていると聞いて、「あの男性(人)がー」と心配そうな表情というか、眉毛が下がってます。珍しい。
ショータローについて東京に来て中卒止まりだと聞いてめっちゃ怒っていたキョーコ母ですが、「そんな所(良い様に利用されて捨てられた)だけ似るなんて。」と発言。
やっぱり、キョーコの出生については何か黒いものが渦巻いている様です。
事務所に向かう藤堂さんとキョーコさんが話していますが、キョーコの冷たい感じの表情はキョーコ母そっくりですね。
キョーコ母の性格は頑固で難解、困難だそうで。
事務所の一室で母と取り調べの様に対面するキョーコです。そしてやっぱり間が悪い。
キョーコ母はショータローとは直接会っていないものの、ショータロー母とは連絡を取っているらしく、大体の事情は把握していた様です。
「なんにせよ、最悪の状況を避けられてるだけでも救いだと思えるわ。」「子供なんてできていたら、目も当てられない。」
と言ってしまって、眉間にシワがすっごい数ですっごい顔してますキョーコ母。顔、顔。
キョーコは無言になってしまった母のその表情を見て、実は眉間のシワが必ずしも怒りや憎しみではなかったことに気付きました。
その時の思い出シーンは包丁で桂むきを練習する小さなキョーコの手を叩くキョーコ母の絵なのですが、小さいのに包丁なんて危ない!って場面だったのかも。
いろいろあったけれど、ショータローにも母にも感謝していると伝えるキョーコ。
ACT.228
キョーコ母の過去編突入です。
仕事中のキョーコ母が上の空で先輩に怒られています。
今よりも当然ですが若い、そして素直そう。だけど基本ベースは同じ。
司法書士試験をストレート合格(すごい賢い)して、事務所に来て二年ということは、おそらく25歳くらいでしょうか。
過去編当時から同僚の藤堂さん、キョーコ母の口紅が変わったことの理由を追求しまくって先輩に怒られています。
山口先輩、良い感じのお姉さんですね。
キョーコ母が仕事を終えて、急いで向かったのは、「御園井さん」という男性のところでした。
こいつか、こいつがキョーコ父か?!!
居酒屋で食事をする2人、キョーコ母が仕事場の人間関係に悩んでいることを話しています。
キョーコ母を「冴(さえ)ちゃん」と呼ぶ御園井氏、キョーコ母の眉間のシワを見て、怒っているかどうかを見極めることができる得意能力の持ち主でした。
キョーコ母の難解な性格は子供の頃からの様です。
出会ってから初めてのおつきあいの様ですが、知り合って3ヶ月で「そんな関係」になるなんて、と、
つき合おうとも言われていないのにと思いつつも、グロスを塗り直すキョーコ母。
御園井氏は司法試験の勉強中で、キョーコ母に勉強を見てもらっているようです。(もちろん勉強だけではなさそうですけどね。)
キョーコとキョーコ母のシーンに戻りました。
キョーコ母は「私は、あなたにお礼を言われるようなことは何もしていない。あなたの母親になろうとした事もない。
産まれた瞬間から、あなたに触れる事すら拒絶した人間です。」
と発言。
その理由を、憎んでいたから?とキョーコに問われ、「怖かったのよ。」「あなたを傷つけてしまいそうで。」と返答するキョーコ母。
ACT.229
ACT.228の最後のシーンから再開。
心を傷つける、だけではなく、外傷的に傷つける危険性があったと聞かされて青ざめるキョーコ。
キョーコがショータローの家に預けられていた理由がついに判明しました。
ショータロー母がキョーコ母の上司である片桐先生の妹だという事も判明。
赤ちゃんの頃に片桐先生と会ったことがあると知って、(なぜか片桐先生に会うと泣き叫んでいたらしいけど)
いろいろ考えにふけってキョーコ母を置いてきぼりにしているキョーコに、用があるならはっきり言えと突きつけるキョーコ母。
キョーコが知りたいことはキョーコ母の傷を疼かせる内容だと思われるけれど、キョーコが望むなら、とキョーコ母の過去編続行です。
事務所で残業中の若かりし頃の冴菜(さえな)さん。
藤堂さんがコンビニおでんを差し入れしてくれました。美味しそう。
今冴菜さんが抱えている案件は、片桐先生の栄進が左右される大きな仕事だそうで、5年越しの企業間戦争なのだそうです。
疲れている冴菜さんを気遣って、お家で料理を振る舞う御園井氏。
手作りパスタ美味しそうですが、食後?に急に睡魔に襲われる冴菜さんが耐えられずに寝てしまいました。
ACT.230
事務所で冴菜さんがよく眠れたことを話す藤堂さんたちですが、睡眠薬を使った時と同じ感じが昨晩したと思い当たる冴菜さん。
御園井さんを少し疑いますが、すぐに打ち消します。
持って帰ったフロッピーディスクの向きが一枚、上下逆さまになっているのに気がつきました。
フロッピーディスク、懐かしい!(私は昔、社さんばりにフロッピーディスクを扱うと壊してしまう人でした。ええ。)
急に自分の部屋を訪れる御園井氏に戸惑う冴菜さんですが、部屋着にスウェットを愛用とかこの辺は普通の女性ですよねえ。
お弁当の差し入れをされて、お弁当に和む冴菜さん。
クライアントとの対面中、片桐先生は「秘策があるので3日後の公判にドロー、敗訴はありえない。」と言い切ります。
製品開発資料の全容が相手側の手に渡らない限りは負けないとのことですが、どうやら冴菜さんが持ち出しているフロッピーディスクにそのデータが入っているようです。
企業秘密は持ち出し厳禁ですよ冴菜さん。
またもお弁当を差し入れに自分の部屋に来てくれた御園井氏を家に上げてしまう冴菜さん。
そしてフロッピーディスクのNo.2がまたも上下逆になっていることに気がつきます。
やはりNo.2には開発資料の要のデータが入っているそうで、御園井を疑わざる追えない状況の冴菜さんですが、
出逢いから、恋人としての触れ合いも、全部始めから仕組まれていたかもしれないと複雑な心境です。
コミック書き下ろし、巻末マンガ
コミック書き下ろしの巻末マンガがありました!
蓮がキョーコをだるまやに送って来たシーンです。
母親をTVで見て発言に憔悴したキョーコが出て行ったけれど尚がいたので託した女将さんですが、
なぜか尚ではなく蓮と帰ってきたことにハテナが飛んでいます。
キョーコがラブミー部スタンプ一式を部屋に取りに行っている間に、大将が蓮に焼き魚を食べろと差し出してきました。
実は、お魚を綺麗に食べることがバイトの採用試験だそうで、そう言えば以前ショータローがだるまやでご飯をいただいてた時、
食べ方が綺麗で大将に気に入られたことに今更ながらにキョーコが気がつきました。
海外育ちの蓮は当然というか、焼き魚を綺麗に食べることができないようで、今度調べておこうと決意。
おまけページで大将がぶつやいていますが、さすがいろんなお客さんを見てきた大将です。
蓮を詐欺師呼ばわりです。否めないけど。
スキビ38巻 ネタバレ感想 まとめ
ついにキョーコ母の過去編突入です。
ずーっと、キョーコは母に憎まれているような描写が書かれてきましたが、その真相が明かされる時が来ました。
おそらくキョーコ父は御園井氏ですね。キャラ的にもキョーコに似てるし。
御園井氏の真意は、冴菜さんの仕事の行方は、気になるところで続きは次巻の39巻へ持ち越しです。
そう言えば、キョーコと蓮が会うのっていつぶりでしたっけ?
36巻でのグアム以来でしたか。そうでした。
もう2人ともいい雰囲気なんだし、くっついてしまえばいいのに。